第6回KIU杯本選大会の結果


去る11月3日(土)、KIUホールにて第6回KIU杯高校生英語スピーチコンテストが開催されました。今大会も福岡県内の高校をはじめ、石川県・富山県・大阪府・兵庫県・広島県・長崎県など県外の高校より多数の応募があり、予備審査を通過した16名の高校生が本選大会に臨みました。いずれも自己の体験に基づく自身の主張を、およそ200名の聴衆を前に流暢な英語で力強く披露してくれました。来年度の第7回大会にも多くの高校生がチャレンジしてくれることを期待しています。1位から6位までの受賞者と上位入賞者の「喜びの声」は次のとおりです。

1位 野原 祐未

西南女学院高等学校2年(福岡県)All Wonderful

「近年、日本でもグローバル化が急速に進み、私たち日本人も、多様な価値観を受け入れ、尊重し、様々な人と協働できるよう、考え方の変革が求められています。今回、日頃から伝えたいと思っていることについてスピーチする機会をいただき、大変嬉しく思っています。スピーチを仕上げる過程では多くの先生方に助けていただきました。その感謝を忘れず、今後もこの経験を活かし、英語力を高める努力を続けていきたいと思います。」

2位 簔田 亜香里

香住丘高等学校1年(福岡県)How to Live

「私は、生まれて初めてのスピーチ大会で2位という結果を残しました。大会が終わった後、引率の先生方や大会に見にきてくれた父、一緒に頑張ってきた友達がたくさんたくさん祝福してくれました。    ずっと学校でほかの大会に出る子達と毎日放課後練習をしてきました。私と違ってみんなはそういったスピーチ大会のような経験を沢山してきた子達です。中学の時から功績を修めていたみんなは、本当に流暢で、表情豊かで、いつも自分と比べてしまい何度も私には無理だと諦めそうになりました。そんなとき、いつも励ましてくれたのは同じ大会に出た友だちです。その子もこういった大会は初めてのようでした。同じ位置から、同じ場所を目指してずっとずっと頑張ってきました。その子のおかげで、練習を重ねていくにつれ自信をつけていき、本番を迎えました。   スピーチ大会では自分の全力を出し切ることが出来ました。感情を込め、ジェスチャーを意識し、伝えるようにスピーチすることができました。本当に楽しかったです。質疑応答では、落ち着いて気楽に答えることが出来ました。改めて、私は英語が好きだということを自覚しました。しかし、それでも結果は2位でした。やはり、少し悔しいです。自分が全力を出しても叶わない相手がいるんだということです。    しかし、負けたからこそ学んだことも沢山あります。これからは、この経験を生かし、色々なスピーチ大会やディベートコンテストなどに出場したいです。また、ただ負けるのではなく、負けてしまったらそこから学び、次からは絶対に1位を勝ち取れるようにしたいです。」

3位 長尾 初音

西南女学院高等学校1年(福岡県)Service and Gratitude

「私は校外の英語のスピーチコンテストに出場したことがなかったので、高校一年生になって初めての挑戦の意味を込めて、出場することを決めました。英語教師になりたいという夢は持っていたものの、そのきっかけや教師になってからの目標などを文字に起こすことが困難で、自分がしたいことは何かを深く考えさせられました。英語でのスピーチ練習は、難しい単語もあり、困惑することが多くありましたが、練習を重ねるうちに読めるようになり、やっぱり私は英語を使うことが好きなんだ、と再認識させられました。これからも、英語を通して自分の意見や考えをクリアに言えるように努力していきたいです。このような貴重な経験を与えてくださった全ての方々に感謝いたします。」

4位(福岡県教育委員会賞)三浦 愛香

明光学園高等学校3年(福岡県)The Lucky Clover

5位(北九州市長賞)駒澤 まひる

福岡雙葉高等学校2年(福岡県)Why People Laugh

6位(北九州市教育委員会賞)天本 文乃

西南女学院高等学校1年(福岡県)Who Am I?