こんにちはダイナマイトそあん@フィリピンです。
今回はインターン先での活動について書きます。
インターン先のKPACではナボタス市の小学校、中学校を対象に生徒の卒業率や退学率などについて調査を行なっています。
実際に学校へ足を運んでデータの提示や作成依頼などを行い、その統計データをまとめるという活動です。何か問題点や改善点が見つかれば、KPACから支援をしたり、データ内容を元に行政へ教育環境の改善を促したりします。
この季節、日本では想像できない猛暑の中、僕も実際にトライシクルに乗って学校へ行ってきました。
KPACと学校には、長年培ってきた信頼関係があり、データの収集は比較的簡単にできました。しかし、データのまとめは至難の技でした。すべてのデータのまとめを任せてもらったのですが、英語力が無くエクセル超初心者の僕は悪戦苦闘しながら、なんとか完成させました。
ホームステイ先でまとめの作業をしている途中、ご飯ができたと言われ食事スペースに行くと(ホームステイ先ではご近所と共同で食事をするスペースがあります)、子どもたちが嬉しそうに笑って遊ぼう遊ぼうと誘ってきます。子どもたちの笑顔を見ると「作業をもっと頑張ろう!」という気になります。単純ですね(笑)。
まとめる上で具体的に数字を表記することで、どこに注目すべきかがより明確になることがわかりました。
例えば、どの学年を越えると退学率が低くなるかということが分かれば、そのポイントとなる学年まで通うにはどうしたらよいか、という対策が練ることができます。
また、説得材料にもなりますね。数字が全てではないこともありますが、データを元に問題の原因を追求し改善することが大切です。数字は改善するための導入部分として重要な役割を果たしているということですね。
次回は、フィリピンの先住民族について投稿します。お楽しみに。
ダイナマイトそあん
【原稿:中尾瑞安(九州国際大学付属高校2013卒)】