[研究室訪問] 男澤教授(国際物流論)-学生インタビュー-


現代ビジネス学部の先生方の研究室訪問。
今回、学生レポーターの突撃インタビューに応えてくれた先生は、男澤教授(現ビ・地域経済学科)です。勉強についてはもちろん、大学生活の中での皆さんの強い味方となってくれます。

廣石 こんにちは。男澤先生は、大学でどのような教科を教えていますか?
男澤 専門教科では国際物流論流通概論を教えています。
廣石 大学教員という、職業のやりがいを教えてください。
男澤 私は元々12年間企業に勤めていました。その時に物流系の研究所にいて、大学生から数えると三十数年、同じことをずっとやっている感じなんです。

廣石 突然ですが、お薦めの本などはありますか。
男澤  最近は専門書しか読んでなので、なかなか一般の本はあまり読まないんです。専門書なら李先生が書いていてミネルヴァ書房の「物流管理とSCMの実践」、最近出たものでは、いいと思います。業界ごとの物流の仕組みが書かれているので、将来物流業界に就職したいとか思っている人にはお薦めです。少し難しい箇所もあるけれど、全体的にわかりやすく紹介されている本だと思います。

廣石  最近あった、ハッピーな出来事は何ですか。
男澤 私は野球部長をやっています。大学野球は春季リーグ戦と秋季リーグ戦で年間20試合あるんだけど、今年の春の試合で、大逆転勝ちをしたんですよ。この前の北九大戦でも大差で負けてて、九回裏1アウトの展開に、諦めムードで帰り支度していたら、まぁ、相手のピッチャーの調子が崩れはじめて、連打に継ぐ連打で怒涛の逆転サヨナラ勝ち!それは感激しました。たしか3、4点離されてたんじゃないかな。最後まで諦めないという姿勢が結果に表れたんだと思うよ。勉強や就職活動もそうだと思うんだよね。最後まで自分の目標に向かって、最後までやり通すことが、私は大事だと思いますね。

男澤 今も好きな言葉で「努力の上に花が咲く」という言葉があるんだけど、たしかに天才や、すぐにぱっと理解してなんでも器用に熟せる人もいます。でもそんなの一握りで、1%いるかいないかの世界だと思います。きちんと目標に向かって努力していれば、いつか必ず報われると思います。だから皆さん、自分はこういう人になりたいと思ったら、強く思い続けることが大切だと思います。諦めずに。そうしたら、5年後、10年後に「自分の形」として見えてくるものだと思います。スポーツでもなんでもやり続けることで未来が見えてくる。それは就職してからでもそうで、漫然と過ごすのではなく、早く出世したいとか目標を掲げながらデスクに向かうといいと思います。でも一気にはできないと思うんですよ。結婚して子供ができたら、育児に追われて、自分の時間が少しずつ削られます。少しずつやり続ければ、未来が見えてくると思います。いい人生を送れると思います。
廣石 たいへん貴重なメッセージ、またお時間をありがとうございました。

【学生レポーター:廣石導嵩(松井ゼミ3年生)】

【現代ビジネス学部だよりから抜粋】