【大学間連携】KED2022-UNGLウインタースクールを開催-


令和4年12月17日(土)と18日(日)の2日間、九州国際大学キャンパスにおいて『KED2022(北九州エマージェンシードリル)』という防災・減災について考える合宿研修が開催されました。

このイベントは、西日本学生リーダーズスクール(UNGL)という大学間連携事業の冬季スクールに位置づけられており、本年度も京都外国語大学と大阪経済大学から計7名の学生が参加して、本学学生および学生スタッフと交流しながら行われました。
研修講師には、初日に岐阜大学・地域減災研究センターの村岡治道先生をお迎えし、『地震から命と生活、そして、人生を守る』という講義とワークショップのご指導をいただきました。

「自分がケガしたり死んでしまっては、他の人を助けるどころの話ではない」「敗戦処理の防災ではなく、攻めの防災」といった新たな示唆に、学生たちは目から鱗が落ち、防災・減災に対する認識を新たにしていました。

また、二日目には(一社)九州防災パートナーズの藤澤健児様を講師にお迎えして、HUG(避難所運営ゲーム)が実施されました。


「災害直後の避難所における混乱」を想定したこのゲームは、詰めかける避難者への瞬時の対応が求められますが、その難しさとゲームの面白さに学生たちはたくさんの学びを得ていました。


研修の最後には、参加学生に本学UNGL事業担当チーフの村上真理 現代ビジネス学部長から修了証が授与され、2日間の幕を閉じました。

【文責:現代ビジネス学部 准教授 西村知晃】