法学部リスクマネジメントコース実習科目「リスクマネジメント実習2」で「Kitakyu U29(キタユニ)」の活動が始まりました。
Kitakyu U29とは、北九州市企画調整局の取り組み「北九州市未来創造ネットワーク」の愛称で、市内の大学生、高校生が市と連携しながらワークショップや企画を通じて市事業へ参画することで、若者の感性と意見を市政に活かすユニークな取り組みです。地域課題解決としてのリスクマネジメントを学ぶため、今年度から参加させて頂いてます。
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/28500234.html
活動スタートの最初のステップとして、事務局のコーディネートでワークショップを開催しました。テーマは「空き家を活用して地域の高齢者と子どもたちをつなぐイベントを考えよう」。大学のある北九州市八幡東区では、高齢化を背景に住宅の空き家が増えていますが、一方で閑静な住宅街など子育て世代も多く存在し、さらに地域には高齢者、障害のある方、外国人など多様な方々が住んでいます。世代間や多様性の中での交流を促進するために、どのような空き屋の活用方法があるかをグループに分かれて考えてもらいました。
法学部生らしい真面目なアイデアもあれば奇想天外なアイデアも多く出ましたが、何より学生たちはチームでのコミュニケーションの重要性とその難しさについて学んだようです。
今後は市内の他大学の学生とチームを作り、北九州市が抱える課題の解決に取り組みます。「市政60周年基本構想」「市内スポット広報PR」「映画フィルムコミッション企画」の3つのテーマに分かれて活動を行う予定です。
作成者 法学部 花松 泰倫(教授)