地域経済学科:小野寺ゼミ ミライ・トークin 八幡西区に参加】


小野寺ゼミでは、学生たちを2つのグループにわけ、演習テーマである「地域経済分析」の対象地域として、八幡東区(主に東田地区)、八幡西区をそれぞれが担当します。

今回は八幡西区担当のグループが、2023年8月26日(土)黒崎コムシティ7F「子どもの館子どもホール」で開催された「ミライ・トークin八幡西区」に参加してきました。

 

ミライ・トークは北九州市の各区を対象に「区の将来像」をテーマとした市民参加型のパネルディスカッションで、7月の戸畑区を皮切りに全7区・9回開催されました。今回のミライ・トークin 八幡西区はその最終回に当たります。

 

八幡西区についての地域研究を始めたばかりの学生たちですが、神野洋一八幡西区長によって分かりやすく説明されたSWOT分析(外部環境と内部環境を強み、弱み、機会、脅威の4要素で示す要因分析)や、パネリストの方々の多彩な報告をお聞きすることで、八幡西区の抱える現状と課題、変化の必要性と発展の可能性について、しっかりと理解し学ぶことができたようです。学生たちは特に、安藤進一氏(協同組合折尾商連理事長)の解説された「クラスター型(機能分担型)」連携による街づくりの構想に関心を抱いたようです。

 

今回のような市民参加型パネルトークへの参加は、全員初めての経験でしたが、講演会終了後すぐにコムシティ2階にある「九州国際大学サテライトキャンパス」に移動し、今日理解した内容を確認するようにグループでディスカッションを行うほど、非常に多くの刺激を受けたようです。

2年生ゼミ長である 福谷颯さん は

「八幡西区のすべての人が同じように区の将来を良いものにしたいと願っているので、一つの課題からでも多くの意見や考え方が多様に生まれてくるのだということが改めて再認識できました」と感想を述べておりました。

今後もこのような会に積極的に参加し、多くのことを学んでいって欲しいと思います。

なお、会の終了後、武内和久北九州市長とご挨拶させていただくことができました。学生たちにとっては緊張の体験だったかと思いますが、学生一人一人にお声がけと激励をいただき、写真撮影も行っていただきました。学生たちにとっては、今後の一層の励みになるかと思います。

ご対応くださった武内市長ならびに関係者さま、八幡西区役所の関係者の皆さまに深く御礼申し上げます。

【九州国際大学現代ビジネス学部教授 小野寺剛】