【地域連携】小野寺ゼミ(地域経済学科)「水巻町まちづくりワークショップ(全4回)」完走しました!


2023年9月2日(土)、小野寺ゼミ(3年ゼミ)の有志学生4名が「JR東水巻駅地域まちづくり第4回ワークショップ」に参加してきました。

このワークショップは遠賀郡水巻町役場建設課が主催する「元気で魅力的なマチを考えるまちづくりワークショップ」と題して、2023年1月28日から全4回の日程で実施されたプロジェクトです。今回第4回はその最終回で、これまでのワークショップで整理された水巻地域の現状、魅力と問題点、街づくりの将来構想、の議論を踏まえて、マチの魅力を伝えるためのPRのアイディア、情報発信の方法及びターゲットについて議論しました。

今回を含め全4回のワークショップで出そろった意見・提案については再度整理され、別途行った住民アンケートや各種関係機関のヒアリング結果と合わせて、都市計画審議会に提出される基本構想の素案作りの際に参考にされることになります。学生たちの考えた提案、意見が少しでも水巻町の地域づくり・活性化に貢献出来ることを願います。

 

■ワークショップを終えた4名のゼミ生のコメントを以下に紹介します。■

地域経済学科:小野寺ゼミ3年 新居 蓮さん

「水巻のワークショップに参加することにより、地域の方や自治体の方と関わる機会ができたのは、このゼミに参加してなければ得られない素晴らしい経験でした。地域の方とのディスカッションを通じて感じた、地域課題を発見し解決しようとするチームのメンバーの想いと団結力が、今後の水巻の活性化に繋がっていくことだろうと思いました。」

 

 

地域経済学科:小野寺ゼミ3年 山口 優音さん

「水巻地域近隣の住民ではありませんが、だからこそ、水巻を住み良い町にする為にと真剣に意見しあう地域住民の皆さんのディスカッションに積極的に参加し貢献できたことを非常にうれしく思います。今回の経験を通じて、多少なりとも成長した自分を実感しています。」

 

 

地域経済学科:小野寺ゼミ3年 末岡 寅次郎さん

「元々、思ったことを言葉にするのが苦手な性格で、ディスカッションをしたり自分の意見を発表したりするのはあまり得意ではありませんでしたが、このワークショップに参加したおかげで少しだけ成長できたように感じます。今回の経験を活かし、今後もこのようなワークショップに積極的に参加していきたいと思います。」

 

 

地域経済学科:小野寺ゼミ3年 篠原 颯太さん

「今回のワークショップ対象地域である水巻町は幼いころ住んでいたことのある地域でしたので、参加者を決定する際には進んで手を挙げました。ディスカッションでは様々な立場の方々から多様な意見が飛び交い圧倒される部分もありましたが、それら意見がグループとしての問題提起・解決策の提案に向けまとめられていく過程を実際に繰り返し経験し、多くを学ぶことができました。これらの経験を今後の自分自身に役立てていきたいと思いました。」

 

 

ワークショップ開催日の多くが長期休暇中の期間であったにも関わらず、途中離脱者もなく4名が最後まで完走できました。自宅が水巻から遠い学生も多く、全4回を通じて決して楽な経験ではなかったことと思いますが、それらの苦労も含め、今回得た多くの経験が彼らの成長をより一層後押ししてくれたことを期待します。

 

ゼミナール担当教員:現代ビジネス学部地域経済学科教授 小野寺 剛