現代ビジネス学部 地域経済学科２年生を対象にゼミごとに代表者を出し、プレゼンテーションの内容と技術を競うプレゼン大会が2023年12月13日(水)に行われました。
大会は３会場に分かれ、全16ゼミがプレゼンをしました。
プレゼン終了後に表彰式が行われ、審査員（教員）によって選ばれる教員賞と、会場の学生投票によって選ばれる学生賞が会場ごとに授与されました。
本記事では「各会場の受賞ゼミの紹介」と「会場（2202教室）レポート」をします。
〇各会場の受賞ゼミの紹介
2202教室
教員賞 福島ゼミ フェーズフリー企画「Gacha-Q」～外国人観光客に楽しみと安全を～
学生賞 桒畑ゼミ 企画づくり子ども食堂で何しよう？
2301教室
教員賞 崔ゼミ 北九州市の観光状況課題
学生賞 馬場ゼミ 歩行と寿命の関係
2302教室
教員賞 三輪ゼミ 戦争遺跡の保存について北九州と他都市の比較から考える
学生賞 新美ゼミ 大学資源を活用した健康増進方法の検討：JR九州ウォーキングイベントとの合同実施企画をもとに
〇会場（2202教室）レポート
【教員賞】 福島ゼミ フェーズフリー企画「Gacha-Q」～外国人観光客に楽しみと安全を～
身のまわりのモノやサービスに日常時だけでなく、非常時にも役立つようにデザインしようというフェーズフリーの考えに基づいて、アイデアの詰まったガチャガチャを通じて、訪日外国人旅行客に楽しみと安全を提供する企画についてプレゼンが行われた。福島ゼミの本企画は、フェーズフリーアワード2023においても入選しました。
https://aw.phasefree.net/entry_work/pfaw2023i185/
【学生賞】 桒畑ゼミ 企画づくり子ども食堂で何しよう？
子ども食堂で食事を提供する活動にとどまらず、地域で子どもを育成する機運向上や多世代交流に向けた取り組みについてプレゼンが行われました。イベントでの屋台出店に子どもたちも参加し、お金や経営の仕組み、企画力やコミュニケーションも学んでもらう「子どもたちが主役の遊び場」を目指した企画が紹介されました。
その他にも、学園祭の同日にイベント・JRウォーキングを実施し、学園祭を盛り上げることに一役買ったゼミ活動報告（木下ゼミ）、「早生まれはプロアスリートになることに不利か」という仮説をデータ分析から検証した研究報告（杉浦ゼミ）、現金給付などの少子化対策の効果について経済学の理論と蓄積されてきた実証研究の紹介（山本ゼミ）といったコース・ゼミごとの研究分野や活動の特徴がよく表れたプレゼンテーションが展開されました。
審査員の大澤准教授からの鋭い質問に対しても的確に応える場面も見られ、今後の活動や研究への期待が高まる充実の大会となりました。
【文責：山本雄三（現代ビジネス学部 教員）】