今年、４年ぶりに開催された遠賀信用金庫との産学連携事業「拝命 社長秘書！」は、遠賀信用金庫が仲介役となり、地元企業に九州国際大学の学生が２日間、社長の秘書として同行させていただきました。
地域企業の社長や会社役員に２日間も密着させていただける絶好の機会を活かして、経営者の思考法や実行力、先見性、人柄など、通常のインターンシップでは経験することができない経験を積みました。
今回は、同じく参加した九州共立大学の学生らも報告会に参加し、受入企業の社長たちの前で、２日間の学びについて報告します。
発表のトップバッターは、九州国際大学 現代ビジネス学部３年生の吉富凛之助さん。
会場の社長たちから「がんばってー！」の声援が送られる、温かいムードで発表が始まりました。
発表者たちから、「実際に社長の仕事内容に直接触れることで、従業員と積極的に意思疎通を図ること、そして一番心配りをされていることに驚いた」、また「経営者は常に新しいことに挑戦を続けている」ことなど、視野を広げることができた貴重な２日間の学びについて報告しました。
最後に受入れ企業を代表して、㈱プロデュースの中原亜希子社長と㈱唐十の髙山幸作常務取締役から、「インターンシップとは違い、直接大学生と会話することができてとても有益だった。１０分間という限られた時間だったので、もっとたくさん話を聞きたかった」、また「自ら手をあげて、『拝命 社長秘書！』に参加したことは大変素晴らしいと思う」と称賛が送られました。
拝命 社長秘書！は、地元信用金庫が主催する全国でも珍しい「社長にクローズアップしたインターンシップ」企画です。
来年はさらに多くの学生が、夏季休暇中に参加することを願っています！
【記事：日浦英樹（広報スタッフ）】