令和6年7月13~15日の期間に開催された「前田祇園」が、昨日無事に巡幸行事が取り行われました。
大学キャンパス近くに本殿を置く仲宿八幡宮の祭礼行事、「前田祇園」は、1205年に初めて行われ、旗笹山笠の巡幸は1394年頃に遡ります。
祇園社は八束髪神社として知られ、600年以上の歴史を持つ室町文化を伝えてきました。
山笠は本来は八色の手長旗を立てた杉勾欄の形であり、巡幸が終わると飾人形山笠に変わります。
前田地区では本宮山笠を含む四基の山笠が建てられ、2001年には北九州市の無形民俗文化財に指定されました。
祇園祭の発祥の地である八束髪神社は、戦災後に仲宿八幡宮に神霊を移されましたが、祇園祭の起源が祀られています。
本学の位置する八幡東区の地元地域では、地域の方々の健康や無病息災を願い山笠巡幸が行われています。
今後も地域に根付く文化を大切にしていきます。
【動画編集:日浦英樹(Web広報PJ)】