法学部3年花松ゼミが、枝光地区(八幡東区)で地域の持続可能性に関するインタビュー調査を行いました。
昨年度から花松ゼミでお世話になっている枝光本町商店街のみなさんを中心に、枝光地域の現状と課題、未来についてお話を伺いました。地域のいまとこれからを地域の方々ご自身がどのように考えておられるのか、率直なご意見を学生自身のチカラで聞き出す現地調査です。
インタビュー後の学生の感想として、「まちづくりには目的やヴィジョンが必要だということがわかった」「リーダーの役割が非常に重要」「私たちがヨソモノとして枝光を見ていた視点と現場の方々の認識のギャップに驚いた」などの報告がありました。いずれも地域の持続可能性を考えていくうえで非常に重要な気づきです。
地域のリアルな現状を学ぶことももちろんですが、インタビュー活動を通じてコミュニケーション能力を養うことも目的としています。相手が話しやすい雰囲気はどうやれば作れるのか、聞きたい話をどのように引き出すことができるのか、相手の話にどのようにリアクションすれば会話が円滑になるのか。教室のなかだけでは身につけることのできないコミュ力を実践的に学んでいきます。
秋学期にはゼミ生自身で枝光を盛り上げる企画を考えていく予定になっています。
作成者 法学部 花松 泰倫(教授)