8月のオープンキャンパス以来となってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。この間、大学は夏休みでした。ようやく新学期が始まり、ゼミも後半戦がスタートしました。「模擬裁判ゼミ」の名の通り、春学期はオープンキャンパスでの模擬裁判の開廷に向けた取り組みがメインですが、秋学期は秋学期で盛りだくさんです。秋学期初回のゼミでは、ゼミ生に秋学期のゼミ活動でやってみたいことを考えてもらいました。授業の中身をゼミ生で決めていくというのも、大学のゼミの特徴でしょう。
さて、ここで話は大きく変わりますが、模擬裁判ゼミの卒業後の進路を紹介します。
先日の法学部ブログ記事で「身近なところから法が学べます!」「法学部の卒業生は、あらゆる分野で活躍しています.皆さんも、法学部で学んでみませんか?」とある通り、それに関連する話です。
2024年3月に卒業したゼミ生9人は、公務員1人、民間7人、受験準備1人という進路でした。具体的には以下の通りです。
・国家公務員一般職
・人材派遣業
・総合商社
・小売業(紳士服・服飾)
・証券業(2人)
・冠婚葬祭業
・スポーツクラブ
・国家試験受験準備
いかがでしょうか。ゼミ生がそれぞれ持ち前の力や強みを生かして、多士済々という感じです。
法学部というと、すぐに、弁護士や裁判官などの法曹や公務員をイメージしがちですが、民間企業が多いのも実際です。昔からよく、「つぶしがきく」学部だと言われるのは、今日でも変わらないようです。どんな職業でも対応できる力を身につけられる、昔から存在する伝統的な学部であるからこその強みかもしれません。まさに「法学部の卒業生は、あらゆる分野で活躍しています.皆さんも、法学部で学んでみませんか?」なのです。
今回はこの辺まで。また次回レポートをお楽しみに。乞うご期待。
作成者 法学部 鈴木 博康(教授)