2024年11月4日に八幡西区で行われた「第17回里山祭」に昨年に続き桒畑ゼミの学生が参加しました。
この里山祭は、北九州里山トラスト会議が主催する、里山の魅力を身近に感じて楽しむイベントです。参加者は、里山の資源を活用した薪割り体験や竹食器づくりを体験しました。また、お昼には用意していたBBQに加えて、参加者からイノシシ肉の差し入れもあり、大変豪華な食事となりました。
里山は、地域の人々が農業や日々の生活の中で自然を利用した結果として成り立ってきた、親しみやすい自然環境です。しかし、現代社会では里山を利用する機会や動機が減少し、利用されなくなった里山は植生の遷移によって徐々に姿を変えていきます。その過程でさまざまな問題が発生することもあります。
今回の祭りは、私たちの身近にある親しみやすい自然の価値やその未来について考える良い機会となりました。引き続き、ゼミでは北九州の二次的自然を活用した様々な取り組みに参加したり、企画したりしていく予定です。
【記事:桒畑恭介(現代ビジネス学部 教員)】