2025年5月3日〜5日に開催された「博多どんたく港まつり」で、九州国際大学の学生8名がインドネシア共和国どんたく隊に参加しました。
学生たちはインドネシアの伝統的な衣装(男子学生はバティック、女子学生はカイン・クバヤ)を身にまとい、数百名のインドネシア人たちと共に明治通りを行進しました。
インドネシアでの海外社会実習やムスリム観光客エスコート体験の写真をプラカードに掲げ、インドネシア人やインドネシアにゆかりのある日本人と一緒に行進しました。参加者は、留学生、特定技能実習生、日本人など、さまざまなバックグラウンドを持つ人々で構成され、みんなが民族衣装を着て一緒に歩きました。
また、パレードの前には、舞台で留学生たちによるアチェの伝統舞踊「サマン踊り」やアンクルンの演奏も披露され、インドネシア文化を紹介して観客を楽しませていました。
パレードには、インドネシアのグループだけでなく、フィリピン、タイ、ネパールなど、さまざまな国の人々がそれぞれ華やかな衣装で参加していました。タイのグループの一部はムエタイの衣装で登場し、他の参加者たちの注目を集めていました。沿道からは、多くの市民たちが声援を送ってくれ、賑やかな雰囲気の中でパレードは進みました。
学生たちは、インドネシア人たちのエネルギーに圧倒されつつも、非日常的なイベントを大いに楽しんでいました。今回の参加が、九州国際大学の多文化共生への取り組みや大学の国際的な姿勢をより多くの人々に伝える良い機会となったことを願っています。
【大形里美(現代ビジネス学部 教員)】