[防災]今年もまた留学生向け防災講習会を開催!(地域防災リーダー育成プロジェクト)


令和4年12月2日、今年で3回目となる「ベトナム人留学生向け防災講習 ㏌ 九州国際大学」が1号館AL教室で開催されました。

昨今は、避難準備情報や避難指示などの防災用語のほか、気象関係でも線状降水帯といった難解な言葉がよく使われます。
この講習会は対象をベトナム人留学生に限定し、学生による同時通訳をつけることで理解度を高めることを主旨としたものです。講師には今回も八幡東消防署から10名のスタッフに来ていただき、北九州市内で想定される災害の基礎知識を学んだ後、119番通報の仕方や急病人が出た際の救急隊とのやり取りについて実地訓練を受けました。

通訳係は地域防災リーダー育成プロジェクト(以下、防災PJ)に所属するドー・トゥー・タオさん(現代ビジネス学部3年生)
また、急病人の役はチン・ティ・ホアさん(同1年生)、通報者の役はホー・ティ・タイン・チュックさん(同1年生)がそれぞれ務めました。

チュックさんは「隊員の方の指導で要領は理解できました。実際に119番通報をすることになっても大丈夫だと思います」と話しています。
次年度の講習会開催に向け、防災PJでは今後とも八幡東消防署との勉強会を重ねていく予定です。

【文責:防災PJ顧問/現代ビジネス学部教授 村上真理】