令和5年6月10日(土)13時より、KIUホールにてシンポジウム 『地域企業とグローバル人財』が開催され、学生や保護者、関係先企業のスタッフなど約100名が参加しました。
これは本学と福岡ひびき信用金庫との 共同企画により実現したもので、キャッチフレーズは、「地域の中にある 世界への扉を探してみよう!」。
本学は地域に根差した大学である一方、名称に「国際」を盛り込み、北九州ならではの国際化を標榜しています。今回のシンポジウムは多様なグローバルの在り方について考える良い機会となりました。
プログラムは2部構成で、前半の基調講演では、奈良弘之 氏(JETRO 北九州貿易情報センター 所長)と池田憲俊 氏(株式会社 マツシマ メジャテック 代表取締役社長)から、豊富な事例を交えた興味深いお話を聞かせていただきました。後半のパネルディスカッションでは、基調講演のお2人に加え、小茅智弘 氏(福岡ひびき信用金庫 サスティナビリティ推進室長)、ニコラス・ジェームス・ケンプ 教授(九州国際大学 国際センター長)、戸篠裕司 室長(九州国際大学 キャリア支援室)がパネラーとなりました。
そして福西和幸 副学長の司会のもと、いかにグローバル人財を育てていくか等について密度のあるやり取りが交わされました。
事後アンケートによると参加学生の満足度はとても高く、「北九州にはグローバルな会社がたくさんあることを知りとても勉強になった」「グローバル関係の仕事に就くことを目標にしているが、話を聞いて簡単なことではないと判った」「英語を話せるのは1つのツールに過ぎず、もっと多角的に自分の魅力を高めたい」といった感想が寄せられました。
シンポジウムでご登壇いただいた皆さまにはこの場をお借りして御礼を申し上げます。
【現代ビジネス学部長 村上真理】