[ゼミ] 経営コースの学生50名が「第7回しんきん合同商談会」に参加!


2023年11月8日(水)、マリンメッセ福岡(福岡市博多区)で「第7回しんきん合同商談会」が開催され、本学から地域経済学科「経営コース」を中心に多数の学生が参加しました。

この商談会は九州北部地区の13信用金庫が合同で行う大規模イベントで、今年も340社が出展しています。
本学の対応は、➀産学連携コーナーへのブーズ出展、➁学生プレゼンテーションでの事例発表、➂人材交流会、の3つのジャンルにおよび経営コース2年生~4年生の50名あまりがそれぞれに有意義な体験をしました。

➀ブーズ出展
マッチングのテーマは、訪問先への手土産にできるような「贈答用オリジナル和菓子」の商品化です。
担当したのは経営コースの村上ゼミで、菓子製造業者を中心に10社余りと商談を行いました。また、ブース内では田尻ゼミの「小倉織り卒業記念品プロジェクト」を紹介するパネルを展示していたため、興味を持った業者の飛び込み商談も相次ぎました。
担当の今國晋太郎くん(2年)は「企業の方と至近距離で話すのは初めてのことで貴重な経験になりました」、木原瑞奈さん(2年)は「どの企業さんからも消費者にとって良いものを作りたいという思いが伝わってきて感動しました」と話しています。

➁学生プレゼンテーション
発表者は安高弘将くん(4年生)と村本優香さん(2年生)。これまで本学が福岡ひびき信用金庫と共同で行ってきた研究を「地域金融機関における顧客関係性 ~関係性マーケティングの視点から~」との演題でまとめ報告しました。終了後、安高くんは「関係性マーケティングの理論を用いて考えると、業務の可能性の幅が広がるということを強調したかったです」、村本さんは「頭が真っ白になりましたが、とても良い体験ができたと思います」と話しています。

➂交流会
各信用金庫が担当する企業と福岡県で学ぶ大学生の交流を目的に、合同商談会と並行する形でサブアリーナにて開催されました。
主催は福岡ひびき信用金庫、参加企業は約40社です。参加した学生の所属は本学のほか北九州市立大学と西南学院大学で、総勢90名です。
午後からの2時間あまりでしたが、企業の紹介と学生との交流が交互に行われる流れになっていたため、そのぶん学生の感度も高まったようです。木村勝太くん(3年)は「このような雰囲気で企業の方と接することができ、伺ったお話の1つ1つが印象に残っています」と話しています。

福岡ひびき信用金庫をはじめお世話になった信金スタッフの皆さま、ブースをご訪問いただいた企業のスタッフの皆さまには、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
今回は地域経済学科「経営コース」ならではの学びの場となりました。誠に有難うございました。

【文責:現代ビジネス学部教授/学部長 村上真理】