2024年6月20日の「カルチュラル・スタディーズ(宗教)」の第10回目の授業では、インドネシア唯一のフェミニスト・キヤイ(イスラム学の権威・導師)と認められているフセイン・ムハンマド先生にオンラインで講義をしていただきました。
フセイン先生は、「インドネシア・女性ウラマー会議(Kongres Ulama Perempuan Indonesia=KUPI)」の発案者であり、イスラム・フェミニズム運動を育てたRahimaやFahmina InstituteなどのNGO組織の創設者で、今もこの運動の第一線で活躍されています。
当初、フセイン先生の活動に対しては保守派勢力から激しい抵抗がありましたが、今では彼の考え方に共感する若い世代が多く生まれ、大きな運動になっていることなどを話していただきました。学生たちは大いに刺激を受け、心を動かされたようでした。
【記事:大形里美(現代ビジネス学部 教授)】