2024年4月27日から28日にかけて、福岡市東区にある「海の中道青少年海の家」での宿泊研修を実施しました。本研修は、リスクマネジメント実習1のプログラムです。実習科目では、受講者同士がしっかりとコミュニケーションをとることが求められるため、この宿泊研修を通じて、交友関係を広げたり、より深めたりすることを目的としています。
まずはオリエンテーションです。野外調理の手順や、宿泊棟の利用方法について、職員の方から丁寧な説明をうけました。
オリエンテーション終了後は野外調理です。言葉を交わしたのはこの日が初めてというメンバーも多く、最初はお互い遠慮がちでしたが、慣れない調理に悪戦苦闘するなかで、徐々に笑い声が聞こえるようになってきました。
御飯がすこし焦げてしまった班や、カレールーが水っぽくなってしまった班もありましたが、仲間とわいわい言いながら作ったカレーは、文句なくおいしかったです。
カレーを食べた後は、キャンプファイヤーです。日が落ちるまで少し時間があったので、サポート学生主導のもと、アクティビティをおこないました。
夜のとばりが下りるとともに、キャンプファイヤー開始です。翌朝、みんなより早起きしてキャンプファイヤーの後片付けをするグループを決めるため、グループ対抗のクイズ大会をおこないました。
宿泊研修二日目も好天に恵まれました。午前中は、カッター教室です。「櫂に触るのは初めて」という学生たちはその重さに戸惑いつつ、海上へ。最初は思うように漕ぐことができませんでしたが、最後は二艇で競争しながらマリーナに戻りました。
宿泊研修最後のプログラムは、ビーチクリーンアップです。遠くから眺めているときはキレイなビーチに見えましたが、実際に降りたってみると、さまざまなゴミが散乱しており、海洋汚染の現実を垣間見る時間となりました。
一泊二日、もりだくさんの研修でみんな疲れ切ってはいましたが、交友関係を広げ、より深めるという目標は、しっかり果たすことができました。
作成者 法学部 山中 亜紀(教授)