履修用語の基礎知識


単位制ってなに?

大学の授業科目には、すべて単位数が定められています。いくつかの授業科目に合格し、分野ごとに定められた単位数を修得すれば、大学を卒業する資格を得ることができます。学生は履修登録をした授業に出席し、定期試験やレポート等に合格すれば、その授業科目の単位を修得できます。履修登録は1年間に48単位(各学期24単位)まで行うことができます。

講義・演習の単位
通常の講義科目は、毎週一時限(90分)を半期(1セメスター)受講し、合格することによって2単位を修得できます。通年の場合は、4単位となります。
実習科目の単位
「スポーツ実技」「サッカー」などの実技科目は毎週1時限(90分)を半期受講し、合格することによって1単位を修得できます。その他の学外実習・教育実習については、別に定める基準によって単位の計算を行います。2単位の実習は通年科目です。
外国語の単位
外国語科目は、毎週1時限(90分)半期をもって1単位となります。毎週2時限の場合は、半期をもって2単位となります。
卒業・修了に必要な単位
学部を卒業し、学士の学位を修得するには、4年間以上在学し、124単位以上を修得することが必要です。
研究科を修了し、修士の学位を修得するには、2年間以上在籍し、32単位以上を修得することが必要です。

セメスター制ってなに?

セメスター制とは1年間を「春学期」と「秋学期」に分け、それぞれの学期ごとに授業科目が完結するようにした制度です。このとき1学期が「1セメスター」となります。通常の講義科目は1セメスターで完結します。通年科目等は2セメスター、つまり1年間続けられます。これにより、皆さんは、半年ごとに修得単位数を計算して確保し、要卒単位の充足のために履修計画を立てることができます。

「1」と「2」は違う講義科目です

授業科目の科目名には「民法総則1」と「民法総則2」または、「英語1A」と「英語1B」のように、末尾に数字とアルファベットがつくものがあります。注意してください。科目名の前半が同じでも、これらの末尾の数字が違うものは講義内容もまったく異なるものです。したがって、ある科目の「1」を履修して合格した場合でも、その科目の「2」を履修することができます。たとえば、「2」がつく授業科目は「1」のつく授業科目の発展編であることもありますし、ある法律を前半と後半に分け、それぞれ「1」・「2」に分けて講義することもあります。