九州国際大学は1930年(昭和5年)、北九州の地域で働く人々に対して修学の機会を提供するために開かれた「九州法学校」からスタートし、戦後の1950年(昭和25年)設立の新制「八幡大学」を経て、1989年(平成元年)に九州国際大学へ校名を変更し、こんにちに至っております。2010年(平成22年)には、開学80年を迎えた伝統の大学であります。現在、3学部(法学部、経済学部、国際関係学部)、2大学院研究科(法学研究科、企業政策研究科)<修士課程>を擁し、地域の法曹、産業、官庁に3万5千人以上の有為な人材を送り込んで参りました。開学時の"塾的精神"は現在も人材教育の目標に受け継がれ、午後6時以降にも講義時間帯を組み込んでおりますし、大学院教育では昼夜開講制の下、多数の社会人が一般学生とともに税理士資格取得など自身のキャリアアップを目指して勉学に励んでおります。
現在、各学部は教育、人材育成のあり方について改革を加え、地域社会のニーズに応える努力を重ねております。わたくし達は、全ての本学の学生に対して社会人として通用する教養と基礎的専門能力を修得してもらい、卒業後は市民としての常識をもって行動し、職業生活で直面する問題を的確に解決することができる人材として育ってほしいと願っています。たとえば、法学部は「リスクマネジメントコース」、「不動産管理コース」を設けています。経済学部は、基礎から最先端(フロンティア)までの理論が学べるコース(「地域づくりコース」、「ビジネス・アカウンティングコース」、「ビジネスリーダーコース」を開設し、国際関係学部は、「英語コース」の下で英語を楽しく学びながら力をつけてもらう取り組み(イングリッシュ・チュートリアル<KET>、TOEIC全員受験、海外実習)を実施しておりますし、また、「ハングルコース」の下で韓国の大学生との交流を積極的に支援しています。全学の取り組みとして、副専攻制(スポーツマネジメント)を導入しました。これは、社会で役立つスキルとしてのリーダーシップやコミュニケーションの能力を身につけ、スポーツ法、心理学、医療、経済などを総合的に学ぶことによってスポーツ指導員を養成するものであります。
本学は、社会から学生を"本気で鍛える"大学として評価されるよう努力します。そのために、研究と教育に情熱をもった教授陣と職員を揃えて参ります。大規模大学ではないからこそ可能な少人数の教育体制も本学の特徴です。"卒業生から大学生へ、そして高校生へ"と連携の輪と和で繋ぎ、今後とも北九州地域の教育・研究の拠点としてその発展に貢献して参りたいと思います。