講義概要


大学院 法学研究科 講義概要

代表的な講義の概要についてご紹介します。

科目名(担当者名) 講義概要
gonda
権田和雄 教授
税法特殊研究
 昭和53年4月以来、国税庁を中心に大蔵省、裁判所(脱税事件専門部)、石油公団(ファイナンス)で仕事をしてきましたが、皆さんと租税法を学ぶことになりました。租税法は、日常生活、経済活動の全てに関わる税の問題を対象とする学問です。また租税法は学問の中でも実学的要素が強く、社会人としての経験を生かせる面もあります。租税法という学問の研究を通じて、今後の税制にも対応できる分析力を養い、さらに学ぶこと自体の楽しさも味わって欲しいと思っています。
sakurai
櫻井弘晃 教授
民法特殊研究II
 本研究では、最新の家族法判例について公刊の判例集を使い判例研究を行う。家族は社会の基礎的集団であるがゆえに、その紛争は社会状況を反映するとともに、社会的な問題を提起することが少なくない。したがって、そのような家族紛争を判例を通して考察することは、その家族紛争に内包される社会的問題を明らかにし、その解決法を展開する契機となる。本研究は判例研究を通して、論稿作成に欠かせないこのプロセスの実現を目的とする。
kiuimage
吉村真性 教授
刑事訴訟法特殊研究
 刑事訴訟の目的は、刑罰を実現するための真実発見をすることと、被疑者や被告人の権利に配慮した適正手続の確保にあります。確かに、裁判での手続を経て刑罰が与えられる点では、その目的が究極的には前者にあると言えるでしょう。しかし、刑事訴訟法は長い歴史の中で問題点を克服するために、拷問の禁止、不任意の自白の排除、違法に得られた証拠の排除といったルールを取り入れて発展してきました。
その意味では、刑事手続が人権尊重の点から妥当なものと言えるのかといった人権感覚が大きく問われる学問であると言えます。一方で、裁判員制度の実施により刑事裁判に対する市民の関心も高まってきており、その重要性は広く認識されつつあります。本講義では、判例や学術論文に関する議論や分析を通して、刑事手続に係る人権感覚と能力を養えるように、多様な手法で講義を工夫したいと思います。

教員一覧

教員 主な担当 出身校
権田 和雄 税法特殊研究 関西大学
木村 貴 憲法特殊研究II 釜山大学(院)
櫻井 弘晃 民法特殊研究II 専修大学(院)
鈴木 博康 刑法特殊研究 九州大学(院)
林田 幸広 法哲学特殊研究 九州大学(院)
吉村 真性 刑事訴訟法特殊研究 龍谷大学(院) 博士(法学)
菅尾 暁 民法特殊研究III 九州大学(院) 博士(法学)
神 陽子 行政法特殊研究I 法政大学(院)
平田 義則 知的財産権法特殊研究 山口大学(院)、弁理士